新幹線の車両内で、迷惑な客に出会ったことはないだろうか。
無言でフルリクライニングしたり、隣席の乗客なんて気にも留めずに大股で足を開いたり...。そんな態度を一度でも見てしまうと、乗車後も憂鬱な気持ちを引きずってしまう。
――私が通路側に座りたいから、あなたが真ん中の席に移って
――ここは私の席です。
指定して買ったんです
この会話は、ある読者がJタウンネット編集部宛に寄せた一通のメールから抜粋したやり取り。埼玉県在住のKさん(40代男性、仮名)が、3人掛けシートの通路側(C席)を指定席で購入し、新幹線に乗り込んだ時のことである。
Kさんが苛立ちを隠せないのは、本来ならば真ん中のB席に座るはずの年配女性に対して。女性は途中駅から乗車してきたそうだが、なぜかB席に着かず彼の隣に立っていたという。
あらかじめ席を選べばいいのに...、とため息をつくKさん。彼が体験したエピソードの一部始終を覗いてみよう。
私も、新幹線車内で「迷惑な隣の席の人」に出会ったことがあります。
新幹線で東北地方の実家に帰省する途中のこと。3人掛けの通路側の席に座りたくて、あらかじめみどりの窓口で席を指定して買いました。当時私は、あまり体調がすぐれなかったので、揺れが少なくトイレや洗面所に行くのが楽な席に座りたかったのです。
いわゆる通路側のC席の指定席です。座席の窓際、A席には別の乗客がいました。
ムカついたのは、真ん中のB席の年配女性です。
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